おさそい・・・・
先日、ある編集者の方から「ほっとけない仏たち、百回目の連載おめでとう」とお手紙を頂戴しました。カメラマンの大屋孝雄さん、編集の小林后子さんと三人で日本中の知られざる仏たちを訪ね歩きました。
きっと三人ともに無我夢中だったのでしょう。気がつけば、いつの間にか百回目を通過していました。この連載の記事では大屋さんの写真、それにだいたい1200字ほどのわたしの原稿を合わせて小林さんがこうした誌面にしてくれました。
第一回目は福島県三島町に伝わった会津・勝常寺の徳一(風)の天部像でした。確かその記事は会津の方言で書いていました。
この連載はもう少し続くようですが、その折の取材の様子や記事に書けなかったことなど今でこそ語れる地方仏の魅力をお話ししたく思いました。
カルチャーコミュニティー”ほとけのざ”をその「場」としてお借りして「地方仏」の話に交えて、運慶や快慶の話、それとあまり語られない像内納入品の話などについてお話しさせていただきたいと思います。
この度、これまでにもご要望のあった「ほっとけない仏たち」に登場した非公開文化財のいくつかをご案内するツアーをほとけのざで企画いたしました。
お時間がございましたら、ぜひお運びください。
講師 多摩美術大学教授 青木淳
1965年東京都生まれ。専攻は日本美術史。
総合研究大学院大学修了 博士(学術)
国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学助教授を経て現在、多摩夫術大学美術学部教授 博士(学術)。
高知県地域文化道産共同調査・活用事業プロジェクト代表。
朝日カルチャーセンター立川などの講師を務める。
著書に「遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター)、村井康彦編「京の歴史と文化1雅」(講談社共著)、水野敬三郎編「日本彫刻史基礎資料集成 倉時代」(中央公論美術出版 共著)、『仏像の知られざるなかみ』(宝島社)、『日本の仏像巡礼』(監修 徳間書店)、
『いにしえの祈りのかたち 四国の仏像』、『福島の磨崖仏 祈りの旅へ』(淡交社 大屋孝雄と共著)など。
高知県・香美市立美術館「古仏との対話」展、多摩美術大学美術館「祈りの道へ一四国遍路と土佐のほとけー」展総監修。
この12月よりフォーラム“ほとけのざ”プロデューサー。