青木淳と巡る「運慶快慶仏に出逢う」第1回

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日 時 2026年1月25日(日)〜26日(月)
場 所 愛知

     名古屋駅集合解散予定

募集開始 2025年12月中旬予定(先着順)

 
青木淳が案内する「運慶快慶仏に出逢う」
第1回は、愛知県に的を絞りご案内いたします。
 
わたしが初めて運慶に出会ったのは10歳の時だった。
仏像を見たのも、その時がはじめてのこと。
当時は興福寺国宝館に、阿修羅像などに混じって、無著・世親が立っていた。
あの澄んだ瞳の中に、子どものわたしはもう吸い込まれていた。
この二人のお坊さんは、ただものではないと身構えた。
目を合わせると、体が動かなくなった。
こんな経験は、もちろんはじめてのことだ。
あれからもう50年がたった。
今だから話せる、運慶のこと、鎌倉時代のこと。
今回の運慶展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」をきっかけにして、
運慶について、ゆっくり話してみませんか。 
 

講師 多摩美術大学教授 青木淳

 
 
 
1965年東京都生まれ。専攻は日本美術史。
総合研究大学院大学修了 博士(学術)
国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学助教授を経て現在、多摩夫術大学美術学部教授 博士(学術)。
高知県地域文化道産共同調査・活用事業プロジェクト代表。
朝日カルチャーセンター立川などの講師を務める。
著書に「遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター)、村井康彦編「京の歴史と文化1雅」(講談社共著)、水野敬三郎編「日本彫刻史基礎資料集成 倉時代」(中央公論美術出版 共著)、『仏像の知られざるなかみ』(宝島社)、『日本の仏像巡礼』(監修 徳間書店)、
『いにしえの祈りのかたち 四国の仏像』、『福島の磨崖仏 祈りの旅へ』(淡交社 大屋孝雄と共著)など。
高知県・香美市立美術館「古仏との対話」展、多摩美術大学美術館「祈りの道へ一四国遍路と土佐のほとけー」展総監修。
この12月よりフォーラム“ほとけのざ”プロデューサー。