運慶の話をしよう

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日 時 2025年12月17日(水) 16:00(15:30開場)〜17:30
場 所 TIME SHARING 新宿御苑前 壱丁目参番館 8階 8B会議室 

 
  〒160-0022 東京都新宿区新宿1-3-12

   東京メトロ丸の内線「新宿御苑前駅」2番出口より徒歩2分
   JR各線「新宿駅」東南口より徒歩15分

受講料 3,500円(一般)3,500円(映像受講)1,000円(学生) 資料代込

※映像受講の方は、当日収録した講演映像データと資料をお送りいたします。
 

パンフレットのダウンロード

わたしが初めて運慶に出会ったのは10歳の時だった。
仏像を見たのも、その時がはじめてのこと。
当時は興福寺国宝館に、阿修羅像などに混じって、
無著・世親が立っていた。
あの澄んだ瞳の中に、
子どものわたしはもう吸い込まれていた。
この二人のお坊さんは、
ただものではないと身構えた。
目を合わせると、体が動かなくなった。
こんな経験は、もちろんはじめてのことだ。
あれからもう50年がたった。
今だから話せる、運慶のこと、鎌倉時代のこと。
今回の運慶展
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」をきっかけにして、
運慶について、ゆっくり話してみませんか。
 

講師 多摩美術大学教授 青木淳

 
 
1965年東京都生まれ。専攻は日本美術史。
総合研究大学院大学修了 博士(学術)
国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学助教授を経て現在、多摩夫術大学美術学部教授 博士(学術)。
高知県地域文化道産共同調査・活用事業プロジェクト代表。
朝日カルチャーセンター立川などの講師を務める。
著書に「遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター)、村井康彦編「京の歴史と文化1雅」(講談社共著)、水野敬三郎編「日本彫刻史基礎資料集成 倉時代」(中央公論美術出版 共著)、『仏像の知られざるなかみ』(宝島社)、『日本の仏像巡礼』(監修 徳間書店)、
『いにしえの祈りのかたち 四国の仏像』、『福島の磨崖仏 祈りの旅へ』(淡交社 大屋孝雄と共著)など。
高知県・香美市立美術館「古仏との対話」展、多摩美術大学美術館「祈りの道へ一四国遍路と土佐のほとけー」展総監修。
この12月よりフォーラム“ほとけのざ”プロデューサー。

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